Q&A
学校説明会や十月祭で実際に寄せられた質問を元に、受験生が気になることを解決します。
*「女子高」はすべて「慶應義塾女子高等学校」のことを指しています。
Q.女子高の雰囲気はどんな感じですか?
A.基本的に自由な校風ですが、風紀は乱れていません。
帰国子女等、様々なバックグラウンドを持つ人が集まっているため自分にはない
新しい視点を学ぶことができます。
また、芯を持っている人が多く個性豊かな印象です。
そんな個性を生かしたり、隠された良さを引き出しあえたりする機会が多いのが
女子高のいいところです。
Q.入学する前と後で女子高の印象に変化はありましたか?
A.入学する前は学力のレベルがとても高いのではと心配していましたが、
実際は分からない所を友達同士で補い合うなど、友達思いな人が多く、
切磋琢磨しお互いに高め合っている印象です。
Q.内部と外部の割合は?また、内部と外部は馴染めますか?
A.割合はほぼ1:1です。
これは女子高生全員が口を揃えて「馴染める」と言うと思います。
入学後1か月経った頃に泊まりでの野外活動があるため、
友達を作ることのできる大変良い機会となっています。
*内部とは慶應中等部からの内部進学者、外部とは高校受験をした生徒のことを指しています。
Q.進路はどう決まるのですか?
A.生徒のほとんどがそのまま慶應義塾大学に内部進学します。
詳しくは本校のHP「学校案内」にある「進路情報」に掲載していますのでご参照ください。
Q.部活動と勉強の両立は難しいですか?
A.そんなことはありません。
本校の最終下校時刻は平日で17時30分、土曜日で16時ですので、
その後自主学習する時間は十分にあると考えられます。
またテスト1週間前にはテスト週間となり、放課後の部活動が原則禁止されるため
きちんと勉強する時間を確保することができます。
電車での通学時間を上手く勉強に利用している生徒も多いようです。
Q.兼部はどの程度可能ですか?
A.入る部活の活動頻度によって異なります。
女子高の部活には、週4日活動する部活から、学期に1度やイベント前のみ
活動する部活があります。
そのため、1つの部活に打ちこむ人や、複数の部活に兼部している人もいます。
入学直後にある新入生歓迎会で、是非それぞれの部活の先輩に聞いてみて下さい!
Q.校則は厳しいですか?
A.メイクやピアス等のアクセサリー類は禁止、セーター・ベストは紺かつ無地、
既定のスカートを着用する、ということ以外は特に規則はありません。
ですが、自由な中でも皆常識の範囲内で行動し、羽目を外しすぎるひとはいま
せん。
Q.バイトをしている生徒はいますか?
また、勉強や部活と両立できますか?
A.います。
何種類もバイトを掛け持ちしている人や、塾、習い事にいくつも通って
いる人もいます。
女子高生活はかなり忙しいですが、要領良く全てをこなしている人が
多いです。
勉強面で困ったことがあっても、友達が教えてくれるので、心配する
ことは無いと思います。
Q.遠くから通っている人はいますか?
A.います。東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県から1時間前後で通学している人が
ほとんどですが、中には栃木県から新幹線で毎日通学している人もいます。
家族が海外や地方に住んでいる人は、親戚の家や民間の学生寮で暮らして、
通学することもあるようです。
Q.授業はどのような感じで行われていますか?
A.基本は大学のような講義型の授業です。
ほとんどの教科で教科書範囲外の事も習うため、多くの知識を得られます。
また、数学・英語は習熟度別に分かれるものもあり、自分のレベルに
あった勉強をすることが可能です。
Q.国語科三大課題は大変ですか?
A.2年生で「長恨歌暗記」と「小説創作」、3年生で「国語科レポート」に取り組みます。
もちろん大変ですが、課題を終えた後の達成感はほかでは味わえません。
この課題で培った国語力は大学生、社会人になっても役に立つと思われます。
また小説創作関しては、一つ上の先輩方の作品が図書室に展示されているので、
それを読んでモチベーションを上げたりもします。
Q.グラウンドがありませんが、体育や運動会はどのようにしているのですか?
A.体育は体育館と屋上で行います。グラウンドがあるところよりは狭いですが、
意外と不便していません。
運動会は昨年はコロナウイルスの影響で学校の屋上で行いましたが、
通常は学校外の施設を借りて行います。
Q.食堂はありますか?
A.食堂は地下にあります。
焼きたてのパン、スープ、飲み物、お菓子、アイス等が購入できます。
昼食をそこでとる生徒もいます。
Q.長期休暇は何をしていますか?
A.人によりますが、部活動、習い事、塾、アルバイトなど様々です。
基本的に長期休暇は課題が課されないので、自分のやりたい事を
極める事ができます。
Q.受験勉強はどのように行っていましたか?
A.女子高の受験問題三教科お全てにおいて、国語力が問われるものが
多いと思います。そのため、私の場合塾の勉強の合間をぬって
読書するようにしました。語彙力や文章力を身につけることができ、
三教科に加え作文対策にもなったと思います。